目指すのは「旭山城」。
あるガイドブックに掲載されていた写真には、長野県庁の後ろに聳える山が「旭山城」がある“旭山”だという感じに写っておりました。
今回の手掛かりはその写真だけ。
県庁まで行き、この写真と照らし合わせて向かえばいいや・・・的な甘い考えで向かいました。
そして“恐らくこの山であろう的な山”の麓まで来たのですが、登り口が分かりません。
こうなったらもうガイドブックなんてものは役に立ちません。
地元の方に伺うのが一番です。
「あ~、旭山ね。
ここじゃないですよ。
え~・・・あの山がそうなんですけど・・・
ここをずーっと下って、川沿いを歩いて橋を渡った所からも昔は登れたけどね~・・・
ちょっと遠いけど山の反対側から行くのが分かりやすいと思いますよ」
全然違うじゃん!
長野駅から雨の中徒歩でここまで来たのに(泣)
怒りと挫折感で心が折れました。
「あ~・・・やっぱりもっとしっかり下調べしてから行けばよかった・・・」
こういう時は何をやっても裏目裏目に事が運ぶものです。
今日はもうおとなしく退散しよう・・・
と思いながらも、足は旭山に向かっておりました。。。
女子高生やおばちゃん、人通りの少ない道ですれ違う方々は貴重な情報源です。
道々、いろんな方に伺いながら「旭山城」登り口に辿り着いたのが、長野駅前を発ってから約4時間後でした。
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