私の祖母、テレビは時代劇を、そして相撲は千代の富士をこよなく愛しておりました。
千代の富士が強くなってからファンになった・・・というわけではありません。
私が物心ついた時、土俵の主役は輪島と北の湖の東西両横綱。
その頃の千代の富士といえば幕内と十両を行ったり来たり。
日の出の勢いの水色のまわしでも、円熟の黒いまわしでもなく、紫のまわし。
まわしが凄くぶ厚く見え、“まわしを締めている”というより“まわしに締められている”という表現がぴったりの細~い体でした。
そんな時代から祖母は、
“今日は千代はどーなった?”
“今日は千代は勝ったで~!”
“千代は負けたか~?”と、
場所中は“千代千代千代千代”言っておりました。
なので私も、そんな時代からず~~~っと千代の富士を観て育ちました。
引退するまで、そして親方になってからも、ず~~~っと気にして観続けてきました。
弟子達のしこ名にある“千代”を目にする度に、“横綱・千代の富士”を思い出していました。
だから・・・
淋しいです。
「人気ブログランキング」に参戦中です。
“ラーメン”をクリックするとポイントが加算され、順位に反映されます。
本日も1クリック、宜しくお願いします!
写真(全般)ランキングへ