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天海大僧正之像 その6






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徳川のお墓。
初代・家康は久能山東照宮(静岡)と日光東照宮の二か所。
2代目・秀忠は徳川家の菩提寺である増上寺(東京・芝公園)。
そして3代目・家光は上野の寛永寺ですが、この寛永寺こそ天海の進言により建てられた新たな菩提寺です。
徳川幕府を安泰に導く為、「江戸城」の鬼門の方角に建てられているそうです。
「平城京」の鬼門の方角にある比叡山延暦寺の如く、まさに“東の比叡山”、東叡山寛永寺です。















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寛永寺            増上寺
4代目・家綱         6代目・家宣 
5代目・綱吉         7代目・家継
8代目・吉宗         9代目・家重
10代目・家治        12代目・家慶
11代目・家斉        14代目・家茂
13代目・家定



寛永寺の建立は、一方の寺に権力が集中する事を防ぐ役割を果たし、結果的にはバランスが保たれたという事でしょうか。
ちなみに、15代目・慶喜だけは寛永寺近くの谷中霊園(台東区谷中)に眠っております。
亡くなった時、慶喜は既に“将軍”ではなく、徳川幕府も無くなっていたからだそうです。















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by keta871 | 2014-03-30 18:18 | Comments(2)
Commented by あい at 2014-03-31 18:53 x
なるほど~
バランスをとる。大事ですよね♪
きっと今以上に方角やら占いなど、生活に密着していたんでしょうから。
Commented by keta871 at 2014-04-01 09:26 x
あいさん
将軍家の菩提寺ともなれば莫大な金が寄進されるそうで、元祖の増上寺が文句を言ったそうですよ。
このまま行ったら新参の寛永寺にポストを奪われると感じたのでしょう。
方位学、私は全く無関心ですが、昔から現在までそういう考えがあるのですから何かしら影響があるのでしょうね。
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