石垣が出現した当初は、自然石を積み上げる野面積(のづらづみ)という積み方でしたが、徐々に進化して行きます。
石を割って加工し、積んだ石と石の間に小石などを詰めて隙間をなくす手法を打込接(うちこみはぎ)と言います。
この石垣は打込接です。
上写真の曲線部、そして下写真の隅部に用いられている積み方ですが、、、
石を更に綺麗に加工し、石の長辺と短辺を互い違いに積み上げる手法を算木積(さんぎづみ)と言います。
石垣の隅の部分がこの積み方で曲線になる事により強度が増し、より高く石を積み上げる事が可能なのだそうです。
改めて・・・昔の人の知識と技術は凄いです。
算木積された下から3段目の石に縦の点線が見えますが、これが楔(くさび)を打って石を割ろうとした跡です。
昔の職人さんが仕事をした証ですね。
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