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細川ガラシア その2






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お父さんの明智光秀が、天下統一目前の主君・織田信長を討つという天地がひっくり返る様な大事件を起こしてしまい、明智家は逆賊一家となってしまいます。
光秀は羽柴(豊臣)秀吉に討たれ、ガラシャのお母さんの熙子(ひろこ)さんや3男2女の兄弟達も居城である「坂本城」落城と共に命を落としてしまいます。(お母さんは病死とも自刃とも・・・)

ただ一人、お城に居なかったガラシャは助かりますが、嫁ぎ先の細川家でも“ガラシャを殺すべし”の気運が高まります。
でも夫である細川忠興はガラシャを溺愛しており殺したくはありません。

忠興はガラシャを京都の山奥(丹後国・味土野)に幽閉します。















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2年後、秀吉の許しを得て大坂の屋敷に帰って来ますが、忠興はガラシャに外出はおろか人前に出る事も許しません。
生きる希望も無くしていた時に出会ったのが、侍女の清原マリアが信仰していたというキリスト教でした。
密かに教会にも行った様ですが、洗礼は大坂の屋敷内で行われ“ガラシャ(ラテン語で神の恵みという意味)”が誕生するのです。
細川家は禅宗だという事もあり忠興は猛反対しますが、ガラシャにもう迷いは無かった様です。















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by keta871 | 2012-09-12 11:55 | Comments(2)
Commented by あい at 2012-09-13 09:29 x
当時の改宗はどれほどか大変だったことでしょう。
でも、生きる希望を与えてくれた「信仰」に対してどんな人であろうと止めることはできませんよね。
女性であることが生きにくい時代、芯の強さを持った方だったのではないでしょうか。
Commented by keta871 at 2012-09-13 11:06 x
あいさん
この当時の天下人・秀吉も、後の家康もキリスト教を弾圧していた時代ですからね。
外国からの宗教は天下人にとっては日本人を洗脳して制圧してしまうかもしれないという、恐ろしい存在だったみたいです。
信仰の自由というのは今でこそ当たり前かもしれませんが、何事もこういう先人あってこそですね。
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