お城にはいろんなパターンがあります。
現存する天守閣がある城。
資料を基に当時と同じ天守閣を復元した城。
天守閣は無いけど現存する櫓がある城。
天守閣や櫓は無いけど城門はある城。
建造物は残っていないけど石垣や土塁などの遺構が残っている城。
遺構も全く残ってなく、そこに城があった事を示す碑だけがある城。
などなど、様々です。
この「那古野城」は建造物も遺構も無く、碑と説明板だけがある城です。
城碑は「那古」までは確認出来ますが。。。
現在の「名古屋城」二の丸に碑はあり、その辺りが「那古野城」だった様です。
「名古屋城」の有料敷地内に「那古野城」はあるので入場料大人一人¥500払わないと此処へは行けません。
二の丸から一番近い東門から入場します。
そこから入場すると天守閣へ向かう途中に「那古野城」はあります。
天守へ向かう人の波に逆らう様にその場で写真を撮ったり佇んだりしていると、何人かは“何撮ってるの?”みたいな感じで説明版を覗き込みます。
“へ~、織田信長ってここで生まれたんだ…”
諸説ありますが、織田信長は「那古野城」で出生したという説があります。
いや、此処へ来たなら此処が信長の出生地なのです。
天守閣や本丸へ行く前に、しばし立ち止まってみて下さい。
そして信長の産声を感じてみて下さい。
しかし、さすが有数の名所「名古屋城」の敷地内。
観光客が賑やかで、なかなか信長の産声は聞こえません(笑)
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